今回は縮毛矯正の頻度、期間について詳しくお伝えしていこうと思います。
縮毛矯正って分からないことばかりですよね。
縮毛矯正の2回目っていつかけたらいいの?
毛先は毎回かけていいの?
縮毛矯正の頻度は多いいと髪の毛のダメージは出でくる?
いろいろな疑問がたくさんでてきますよね。実は縮毛矯正の頻度とか期間てすごく大切なんです。皆さんあまり深く考えていなかった方も多かったんではないでしょうか?
僕はちなみに・・・何度もいいますが、学生時代縮毛矯正をずーーとかけていたので当時思っていたことは早くクセ取りたいから1ヶ月に1回縮毛矯正かけたいとずーーっと思っていました。笑
1ヶ月に一度だとダメージがすごいことになりますね。でもクセがヒドイとすぐかけたくなりますよね??
でもダメなんです!!!
決められた縮毛矯正の頻度を守っていくといい髪質で縮毛矯正を続けることができます。
そこで縮毛矯正美容師になった経験と知識を存分にいかして経験を元にお伝えしていこうと思います!!
Contents
縮毛矯正の頻度は3ヶ月に1回がベスト!?
縮毛矯正ってダメージしやすい施術になっているので少しでも縮毛矯正かける頻度を伸ばしたほうがいいですね。皆さん縮毛矯正の頻度ってどのくらいがベストだと思いますか?
頻度はクセの強さによって異なります。
ベストなのは・・・3ヶ月以上あけてもらえればいいです。
ただ・・・クセがかなり強い方は2ヶ月でかけたくなると思います。その場合は根元のみの縮毛矯正をするのと、縮毛矯正のかけ方を注意しなければなりません。
あまりストレートアイロンで強くかける縮毛矯正や、お薬自体を強すぎてダメージが起こりやすいようなかけ方はNGです。
毎回毛先まで3ヶ月に1回縮毛矯正かけても大丈夫!?
これは危ないです。頻度的に3ヶ月に1度はいいと思いますが、毛先まで毎回かけてしまうとダメージや縮毛矯正での毛先が縮れてしまう可能性が高いです。一度縮毛矯正かけたところは毎回縮毛矯正のお薬をつけないことをオススメします。
メンズのお客様、髪の毛が短い人は別です。髪の長さやカットする長さによってことなるので担当のスタイリストに相談するといいと思います。
縮毛矯正の頻度【ペース】を早い期間でかけるためのポイント
まずは縮毛矯正でのダメージを最小限にしないといけません。ここがとても大事ですね。
縮毛矯正のダメージ具合でペースが変わってきます。
後は縮毛矯正以外やらないことです。カラーなどしていると縮毛矯正で強く傷みが出てしまいやすい状態になってしまいます。
実際は縮毛矯正ためだけにカラーをやめることは出来ないですよね。
縮毛矯正だけするのは今の時代だとなかなか厳しいかもしれませんね。
縮毛矯正の期間は大まかに2つあります
1持続性〜〜縮毛矯正の効果がある期間
2周期 〜〜縮毛矯正してから2度目の縮毛矯正をかけるまでの期間
縮毛矯正の期間【持続性】について
画像は縮毛矯正をかけてから約4ヶ月が経過してる状態です。
根元の伸びてる部分は、本来の縮毛・くせ毛が出ていますが、4ヶ月という期間が経過しているにもかかわらず、以前縮毛矯正をかけた部分はある程度真っ直ぐな状態がキープされています。
これは縮毛矯正のかけ方(薬剤選定・ストレートアイロンの温度設定など)によってキープ力が変わってくるため、お客様一人一人の髪質やくせの状態を見極め、それに合わせた縮毛矯正をかけさせていただいたためです。
もっとも髪に優しいと言われているコスメ系のクリームを使用し、縮毛矯正をかけた場合は、ここまでのキープは難しいです。
キープ力を重要視する場合は、薬剤選定も強め、ストレートアイロンの温度も高め設定になることが多いため、髪の負担は大きくなりやすいです。
縮毛矯正の仕上がりもしっかりとしたストレートに仕上がります。
キープ力はやはりしっかりかけるタイプの縮毛矯正のほうが長持ちしやすい特徴があります。マイルドにかけるよりはペタンコになってしまうところがマイナスポイントですね。
ご自宅でのケア方法でも持続力が変わっていきます。縮毛矯正をかけた髪の毛は濡れた状態に弱く、傷みやすいです。
そのためなるべく濡れた状態で長時間放置しないことをオススメします。髪が濡れた場合はドライヤーでしっかりと乾かしてください。
それと毎日のシャンプーでも大きく持続性が変わっていきますので、髪に優しい、洗浄力がマイルドなシャンプーを使うと持続性がアップしやすいです。
縮毛矯正の期間【周期】について
縮毛矯正の周期はかなりの個人差があるのが現状です。ご来店頂いてるお客様のパターンをいくつかご紹介します。
1年間で何回縮毛矯正をするかを、最初に決定することを推奨してます。
その1 年に1度の縮毛矯正する場合
1年間で縮毛矯正をかける回数がもっとも少ないお客様は年に1回のみです。
クセ毛・縮毛の強さはこの画像くらいです。
この場合は梅雨対策のために縮毛矯正をかけてる場合が多いです。
基本的に髪のクセが生かすことが出来たり、それほどクセ自体は強くないです。
基本的にご自身で乾かす時に気をつければもう少しおさまるくらいのくせ毛です。
ブローなどすればおさまりがよくなります。
可能な限り自然な仕上がりになるように、髪に優しい薬剤【一人一人お客様の髪質に合わせて】施術していく。
伸ばし方を工夫することで【ストレートアイロンの温度設定やブローで伸ばす方法】でなめらかなストレートに変身していきます。
クセ毛を直すという事よりも、髪がキレイに見えるようにするためや、お手入れを楽チンにするために縮毛矯正をかけるイメージです。
縮毛矯正もいろいろな方法でかけられますのでお客様の用途に合わせて薬剤選定、伸ばす方法をかえていきます。
その2 年に2回の縮毛矯正する場合
縮毛矯正の期間(周期)が半年に1回くらいの場合。
縮毛・くせ毛の強さは参考です。
このパターンで多いのは、普段は見えない内側がクセが強い場合です。
または、表面のクセ・縮毛をストレートアイロンで対処できる場合。
特に根元のクセ部分はしっかり伸ばしていくとよりクセはきにならなくなってきます。
中が強くウネってくると膨らみやすく大きいシルエットになりやすいですので、中の部分をしっかり延ばすことで落ち着いたヘアスタイルに変身できます。
半年くらい美容室に行かずに放置をしてしまうと、さすがにダメージもかなり進行するので2ヶ月に1度のカット&トリートメントのメンテナンスをすることを推奨してます。
特に縮毛矯正をかけているお客様は美容室の来店頻度が少なくなってしまいがちです。縮毛矯正の期間にもよりますがケアが大切ですね。
その3 年間3〜4回縮毛矯正する場合
縮毛矯正の周期が早い場合は3ヶ月〜4ヶ月です。
まれに2ヶ月に1回を縮毛矯正をかけてましたというお客様も来店されますが出来れば縮毛矯正をかける期間(周期)を延ばしたほうがいいです。
理由としては、いわゆるダメージレス、ダメージ0で出来る縮毛矯正は存在しないため、髪への負担が大きいためです。
縮毛矯正のお薬はカラーやパーマに比べると比較的パワーのある薬剤が多いのです。そのためマメにかけるよりは周期を延ばしていけると髪の為には良いでしょう。
左の画像は、大体ですが3ヶ月〜4ヶ月の期間(周期)が経過している状態で、縮毛矯正をかける大体の目安になります。
美容室によっても縮毛矯正のかけ方や、薬剤も異なるので定期的に縮毛矯正をかけるあなたは、行きつけの美容室を決め、なるべく同じ担当者に担当してもらうことが髪のコンディションをいい状態でキープしやすくなる秘訣です。
たくさんの美容室があり、薬剤も様々です。縮毛矯正は失敗すると【チリチリ、ゴワゴワ】大変なことになるので注意が必要です。
美容師さんに年間の縮毛矯正の頻度を聞いてみよう
アドバイスをもらう
クセの強さや、縮毛矯正の強さによって年間に何回するのか?担当の美容師さんにアドバイスをもらうといいと思います。
カウンセリングの時や、仕上げの段階で優秀な美容師さんなら相談してくるはずです。もしそのようなお話がなかったら自分から聞いてみましょう。
行きつけの美容室【美容師】を早くにみつける
前回施術した内容がわかっていないとなかなかうまく縮毛矯正をかけ続けることができません。なので縮毛矯正する場所、担当者は固定したほうがうまくいきやすいです。
ここがとても大切です。いろいろな美容室があるので固定してうまく仕上げるようにしていくといい状態でストレートがかけられます。
まとめ
縮毛矯正の期間はとっても大切なことです。間違えると今後の髪質に悪影響を与えてしまいます。より長くいい状態をキープしながら縮毛矯正していくと今後のヘアスタイルがよくなります!!皆様のご参考になっていただけると幸いす。